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【逃げられない!恐怖の幽霊船】ゴーストシップ

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ゴーストシップ

2003年公開 制作 ロバートゼメキス他

キャスト ガブリエル・バーン/ジュリアナ・マルグリーズ/他

 

ストーリー

西暦1962年5月、アメリカへ向けて出航したイタリアの豪華客船アントニア・グラーザ号が突如消息を絶った。それから40年後、ベーリング海沖を漂流している謎の船が発見される。船のサルベージ依頼を受けたアークティック・ウォリアー号のクルー達は現地へ急行、船内へ潜入したところ様々な怪奇現象に襲われる。この船こそが以前に消息を絶ったアントニア・グラーザ号だったのだ。

 

 

 

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出だし早々、声出ました。

豪華客船の甲板で楽しそうにダンスを踊る人たち。何か起きるだろうな、とハラハラしていたところに、スパーン!とワイヤーが人々めがけて一直線!体が真っ二つに分裂しました。衝撃の始まりから、40年後が舞台となります。

 

途中で黒幕の正体は予想がつきました。ただ、何者かまでは予想ができず、結果【サタンの手下】だと聞いた時は「へ?」となりました。こういう幽霊船ものは、だいたい人間がお宝欲しさに船に入り込み、船に住み着く幽霊たちが人間を驚かせたり呪ったりするパターンが殆どだと思いますが、今回の【ゴーストシップ】では船に住み着く幽霊にも善と悪があり、罪なき魂(善の幽霊)も船に囚われた被害者でした。

 

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度々助けてくれるケイティという少女の幽霊。後半は、どうしてアントニア・グラーザ号が幽霊船になってしまったのかを、彼女の記憶を通して見せていく展開なのですが、前半のちょっと不気味でハラハラする展開とは違い、アクション映画やスパイものに出てきそうな颯爽とする激しめなシーンが多く感じました。

 

とにかく、幽霊船や幽霊屋敷が好きな私としては舞台が豪華客船というだけで十分楽しめましたし、開始10分のところでもう心掴まれました!廃墟の現実と、幻覚で見る豪華客船の美しさのギャップにやられまくり。とても好きな映画になりました。エンディングの展開は、はいはいよくあるパターンのやつねって感じで、そんなベタな所もまた好印象でした。

 

まだご覧になってない方、幽霊船が好きならぜひご覧下さい。ワクワクしますよ。